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6月の受験生(6)

勉強法
07 /01 2019
前回にひきつづき。
一例を挙げると、学習内容のうち優先度の高い内容と低い内容に分け、「高」については余裕をもってスケジュールを組み、残りの時間は「低」で埋めていくようにします。
そうすると、予備日はないので毎日緊張をもって過ごせますし、何かの理由で2~3日の遅れが生じても、「高」に絞って学習するように切り替えると、重要な内容を漏らすことなく勉強することができます。
 
実際は、何を「高」に位置付けるのかなど、難しい判断が必要になります。一律に「この内容が大切だ」と言えるものでなく、受験生一人一人の状況に合わせた設定も必要になります。
多くの受験指導ではこのあたりの部分が弱いことが多いです。受験生の状況に合わせた的確な判断がされず、「英語は受験生一般に大切だから君も毎日やるべし」「数学の点数が悪いみたいだから毎朝数学の問題を解こうか」みたいな指導がされることがあり、それが「スケジュールに余裕がないため、復習が追い付かない」問題を引き起こすこととなるのです。
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6月の受験生(5)

勉強法
06 /28 2019
ひきつづき、6月の受験生について。
 
社会人の感覚で受験スケジュールを引くことの弊害を書きました。仕事と勉強の違いがわからないと、仕事の感覚で勉強スケジュールを立てると上滑りになる、というものです。
しかし一方で、良い点もあります。それは、タスクの優先順位をつけるという発想です。
仕事であれば、「今すぐの業務」「緊急度は低いが重要度は大きいもの」など、ある程度、内容に優先順位をつけることができます。これが受験生には慣れていないところで、目前のテスト対策に追われてしまって基礎力が定着しなかったり、神経質に一つの課題にこだわってしまって先に進めなくなったりするところです。
 
これが、以前書いた「6月にスケジュールに余裕がないため、復習が追い付かない」問題を解決するカギとなります。続きは次回。
 
梅雨の花と言えばあじさい。あじさいの花びらはどの部分でしょうか。
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6月の受験生(4)

勉強法
06 /23 2019
ひきつづき、6月の受験生について。
予定がこなせなくなってパンクする受験生の様子を見ていると、「なんでもかんでもやり切ろうと」して、その時点での自分の能力を超えた分量をこなそうとすることがあります。
 
意欲的に受験勉強を進めていく姿勢はいいのですが、しかし予定というのは想像以上にこなすのが難しいものです。9時から英語の不定詞、10時から数学の加法定理、と決めたところで、不定詞の勉強が1時間で終わるかどうかなんて、やってみないとわからないものです。
そうすると何が起きるかといえば、1時間で終わらせようとして消化不良でこなしてしまって、やったつもりになっているけど定着しない、となってしまいます。あるいは「できるまで、わかるまで勉強だ」と意気込んで(それ自体はいいのですが)しまって、しかし「どこまで理解するべきなのか」はその時の自分ではわからないことも多く、結局ダラダラ参考書を読み続けてしまって、10時からの加法定理は中止になってしまった、なんてことも起こります。
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夏の勉強・浪人生(2)

勉強法
08 /02 2018

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http://dldxedu.com/5-places-ideal-where-to-study-in-summer/ 



前回
に引き続き、予備校生(浪人生)の夏の過ごし方を考えていきます。
 
浪人生にとって、夏期講習というのはあまりメリットがないのかもしれません。
現役生であれば、学校が休みになる期間に予備校に
朝から通い詰めるわけですから夏期講習の意味が大きいのですが、
しかし浪人生はもともと普段も朝から予備校に通っているわけで、
逆に夏の方が授業間隔が詰まってしまって復習がしにくくなったり、
授業時間は少なくなるので情報量が少なくなったりしてしまいます。

というわけで自習をメインに据えることになるのですが、
しかし特に医学部予備校では普段は授業が詰まっていることが多く、
「自習グセ」がついていない生徒も多くいます。

講師側も「ウチのテキストと授業だけで受かる。
余計なことは手を出さなくてもよい」なんて言っていますから
(それはそれで正しい側面もあるのですが)、
生徒の中には、自習=悪、と思う人すらいます。
そうすると「自習グセ」がついていないまま時間だけ与えられるわけですから、
夏はどうしてもダラダラしてしまったり、非効率な勉強をしてしまったりと、
せっかく1学期に良いペースを作っていたのが台無しになってしまうのです。
 
どういう自習がよいかは生徒のタイプによりますが、まずは苦手分野の克服でしょう。

やっぱり鍛えの夏です。
やる気のあるうちに、普段は敬遠してしまうことを進めていきましょう。
マーク模試の結果なども考慮して、単元別の薄い問題集を仕上げるとよいでしょう

数学なら「数列」「極限」など、内容を絞って仕上げる。
長期目標を立ててしまうと、いつのまにか立ち消えになってしまいますから、
3~4日程度でマスターできる内容にするのがコツです。

夏の勉強・浪人生

勉強法
07 /29 2018
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http://greenjobideablog.com/education/top-ten-best-places-to-study-during-summer/ から


今日は模試(河合全統マーク)を実施しました。

結果の点数も大切ですが、夏の勉強を進めるうえでの課題を見つけるために有効活用したいところです。

具体的には、国立志望者については、国語社会の手ごたえがどれだけあるか、
そして数学理科が満遍なく取れているか(ここが怪しければ国語社会の学習に進みにくい)。

また、未学習分野がないかどうか、思っていたよりも取れなかった分野があるかどうか。
などなどです。点数で一喜一憂するのは親に任せるとして、自分は夏の勉強内容を着実にこなしていきましょう。
明日以後は間違えた問題・自信がなかった問題の解きなおしです。
春の第1回の問題の復習もやっておくとよいでしょう。
春の頃には、模試の次の日から授業が始まったりして、余裕がなかったということも多いでしょうから。
 
今回は、予備校生(浪人生)の夏の過ごし方を考えていきます。
まず、夏は意外と勉強しにくい次期です。
時間の余裕はあるのですが、1学期と違って授業時間数も少なくなり、
また1学期に作ったリズム(例えば月曜日は英語、火曜日は数学、水曜日は復習と木曜の物理のテストの準備、という感じ)
が崩れてしまうので、なんとなく調子が狂います。
予備校の規模によっては、英語の先生が2~3週間来ないこともあり、質問ができないことがあったりもします。
ここは生徒一人ひとりのタイプによるところです。
1学期のリズムをそのまま夏に継続して持ち越す方がよいという人もいれば、
逆に、起床・就寝時刻から変えて夏モードにした方が伸びるという人もいます。

前者の方がやや多いでしょうか。

queststaff

医学部&東大専門塾クエスト は、少人数集団授業および1対1個別授業を行う予備校です。対象は高卒生・現役中高生です。